子育てを経験している人に共通している事と言えば、『子育ては大変』ではないでしょうか?
おむつを替えたり、泣いているのをあやしたり、子供の寝るタイミングや夜泣きの影響による寝不足などなど、子育ては大変です。
また、これから子育てを始めるという人の中には、どうやって子育てを行えば良いのか?いつ頃まで大変なのか?が分からず不安に感じている人もいるかと思います。
ただ、子育てを始める前に大変な時期や方法などを知る事が出来れば、不安なく子育てに取り組む事が出来るのではないでしょうか?
そこで、当記事では子育ての大変な時期とその対処方法について解説します。
これから子育てを始める、または現在子育てがうまく行っていないという人は、是非参考にして下さい。
子育ての大変な時期について
ここでは、子育ての大変な時期について、それぞれ解説していきます。
新生児期
この新生児期とは、生後0日から28日未満=生後4週間以内の期間であり、この期間の子育てはかなり大変な時期になります。
何故なら、新生児期の子供は、1日に何度となくうんちやおしっこをするため、その度におむつ交換が必要になります。
新生児期のおむつ交換は中々うまく行かないケースが多々あり、慣れるまで時間が掛かるため、疲れが蓄積されます。
そして、新生児期の子供は生活習慣が不規則であり、『寝かしつけてもすぐに目を覚ます』、『昼夜問わず目を覚ます』など、親の思い通りに寝てくれません。
また、昼夜問わず2~3時間おきに授乳が必要になるため、どうしても寝不足になってしまいます。
生後半年~2歳
新生児期を過ぎると始まってくるのが夜泣きです。中には、30分や1時間おきに夜泣きをする子供がいるため、その度に子供をあやす必要があります。
ただ、夜泣きの原因が分からないケースが多く、いつまでも子供が泣き続ける場合もあるため、親にとってはかなりストレスが溜まってしまいます。
そして、子供はこの時期になると好奇心が旺盛になってくるため、気になるものは何でも口に入れる傾向があります。
ティッシュやゴミ、おもちゃなど、誤飲事故が起こる可能性があるため、注意が必要です。
また、ベッドやソファ、階段からの転落や熱いものに触ってのやけどなど、怪我をする事もあるため子供から目が離せません。
2歳~3歳
この時期になってくると、子供に自我が芽生えてくるため、俗にいう『イヤイヤ期』が始まります。
食事や着替え、お風呂など、子供にこれをしてとお願いしても拒否されてしまうケースがあるため、親の思い通りに行かずストレスを感じてしまう場合があります。
そして、この時期になると幼稚園や保育園に子供を預けて仕事に出掛けるという事も増えてくると思います。
幼稚園や保育園と言えば、親同士の交流により子育ての悩みを相談する事が可能です。
ただ、中にはこの交流を苦手に感じてしまう人もおり、そういった人は人間関係で悩む可能性があります。
大変な時期の対処方法
ここからは、子育ての大変な時期における対処方法について、それぞれ解説していきます。
新生児期
子育てを始めてからこの時期は、かなり悩み事が多くなってきます。
そのため、この悩みを自分一人で溜め込まず、パートナーや両親、知人や友人などに相談しましょう。
そして、協力してもらえることがあれば遠慮せず協力してもらう事が重要です。
また、近くに相談できる相手がいない場合には、地域の子育てサポート制度を活用する事も必要です。
無理はせず、自分自身の体調と相談しながら、時には気分転換も忘れずに子育てを行って下さい。
生後半年~2歳
この時期はとにかく目が離せないため、口に入れたら危険なものや熱くなっているものを子供の近くに置かない事が重要です。
そして、子供の遊ぶスペースを確保して、危ないものには近づけない、階段やベッドには落下防止柵を付けるなどの対策が必要です。
また、夜泣きについては、年齢が上がると減ってきますので、『昼寝を短くする』『早寝早起きの習慣を身に付ける』などの対策を行いながら上手く付き合っていきましょう。
2歳~3歳
この時期は、イヤイヤ期が始めっているため、子供がイヤと言ったら強引に押し付けるのではなく、少し時間を置いてみて下さい。
『何故イヤなのか?』『どうして欲しいのか?』子供にその理由を聞く事も重要です。
また、親同士の交流ですが、あまり無理はせず適度な距離を保ちながら進めて行きましょう。
子育てについて悩みがあれば相談する事も必要ですが、自分の考えを押し付けるのではなく、相手の話も聞きながら上手く付き合っていく必要があります。
まとめ
当記事のまとめは下記の通りです。
●子育ての大変な時期については、『新生児期』『生後半年~2歳』『2歳~3歳』があります。
●大変な時期の対処法については、各時期によって異なります。