近年、教材の充実とともに、早い時期から幼児教育を始める家庭が増えています。
中には、0歳から幼児教育を始めている場合もあり、この時期から始める事により、より多くの事を学べます。
ただ、数多くの幼児教育用の教材がある中で、どの教材を選んだら良いのか？が分からないという親も多いです。
そこで、当記事では0歳から始める幼児教育！メリットやデメリットについて解説します。
我が子に幼児教育を受けさせたいが、メリットやデメリットについて知りたいという人は、是非参考にして下さい。
幼児教育とは？
この幼児教育ですが、0歳～6歳までの幼児期に行われる全ての教育の事です。
幼児期には、知性や社会性などが発達する時期であり、また生涯にわたる人間性の基礎が形成される時期でもあります。
この時期に教育を行う事により、より効果の高い学習が期待できると、近年とても注目されています。
幼児教育のメリットについて
ここでは、幼児教育のメリットについて解説します。
ちなみに、主なメリットについては下記のものがあります。
- 集中力や記憶力が高まる
- 好奇心や探求心が身につく
- 基礎体力が向上する
- 勉強の習慣が身につく
集中力や記憶力が高まる
幼児教育では、子供の集中力や記憶力が高まる効果が期待できます。
幼児期の脳は発達スピードが早く、脳への刺激やさまざまな体験をする事により、集中力や記憶力が向上する可能性が高くなります。
そして、この集中力や記憶力は、小学校以降の学習において理解力や作業効率などに役立ちます。
好奇心や探求心が身につく
あなたも経験があると思いますが、幼児期にはありとあらゆる事に興味や関心を示します。
この時期のさまざまな体験が幼児の刺激となり、自然と好奇心や探求心が身に付きます。
そして、好奇心や探求心は、幼児の自発的な学習意欲の向上にもつながります。
そのため、幼児教育では、絵本やブロックなどを使った多種多様な学習方法を取り入れた方が良いです。
基礎体力が向上する
幼児期は、脳の発達とともに基礎体力も身に付けるためには、とても重要な時期となっています。
幼児教育では、遊びや身体を動かす運動により骨格形成や心肺機能を高め、基礎体力や運動能力の向上を図る事が出来ます。
勉強の習慣が身につく
幼児期から教育を行う事により、勉強の習慣が身につきます。
勉強の習慣というのは、小学校に入ればすぐに身につくという訳ではありません。
授業が始まっても落ち着きがない、先生の話を聞けないなど、しばらくの間勉強どころではないという子供もいます。
この点において、すでに勉強の習慣が身についている事は、スムーズに小学校教育を受ける事が出来ます。
幼児教育のデメリット
ここでは、幼児教育のデメリットについて解説します。
ちなみに、主なデメリットについては下記のものがあります。
- 子供にプレッシャーが掛かる
- すぐに効果が現れない
- 学習が受け身になる可能性がある
子供にプレッシャーが掛かる
親の期待が高ければ高いほど、その思いが子供にも伝わってしまい、その結果プレッシャーが掛かってしまいます。
過度なプレッシャーはストレスとなって現れ、病気になったり情緒不安定になったりする可能性もあります。
病気になってしまうと、もはや幼児教育どころではありません。
そして、情緒不安定になってしまうと、周りとの人間関係がうまく行かず、さらにストレスになってしまいます。
そのため、子供の体調が悪そうだったり、怒りっぽくなっている場合には、一旦幼児教育をやめて様子を見る必要があります。
また、子供に過度な期待はかけずに、優しく見守る事も重要です。
すぐに効果が現れない
一般的に、幼児教育に取り組み始めてからその効果が現れるまでには、ある程度の時間が必要だと言われています。
もっとも、幼児期の子供は色々と未熟であり、これから成長して行く段階なので、すぐに効果が現れないことは仕方ありません。
ただ、すぐに効果が現れないからと言って、子供に無理やり幼児教育をさせる行為は、子供にとってはプレッシャーを感じやすいです。
そのため、幼児教育を始める際には、長期的な視野に立って子供の成長を見守っていく必要があります。
学習が受け身になる可能性がある
近年の幼児教育の中では、タブレット教材を使用したものがあります。
そして、このタブレットを使う事により、子供が一人でもスムーズに学習出来るというメリットがあります。
ただ、タブレットの場合、その中に様々な情報が詰まっているため、学習が受け身になりやすいです。
幼児教育では、自分で考えたり調べる事はもちろん、文字を書く事も必要になります。
そのため、幼児教育で使用する教材は、タブレットとワークブックを併用できるものが良いです。
まとめ
当記事のまとめは下記の通りです。
●幼児教育とは、0歳～6歳までの幼児期に行われる全ての教育の事です。
●幼児教育のメリットには、『集中力や記憶力』『好奇心や探求心』『基礎体力の向上』『勉強の習慣』などがあります。
●幼児教育のデメリットには、『子供へのプレッシャー』『すぐに効果が現れない』『学習が受け身になる』などがあります。
